側弯症について
腰痛|腰椎椎間板ヘルニア|腰部脊柱管狭窄症|腰椎変性すべり症|腰椎分離症・分離すべり症|側弯症|後縦靱帯骨化症・黄色靱帯骨化症|脊椎椎体圧迫骨折
側弯症の原因
側弯症は色々な原因で起こりますが、乳児期・学童期・思春期の成長とともに発症する特発性側弯症、姿勢の悪さが原因で起こる機能性側弯、脊髄神経や背筋の麻痺が原因で起こる神経・筋力側弯症、そして先天性の変形か元で脊柱に側弯がおこる先天性側弯症があり、特に多いのが小学校高学年から中学生にかけての子どもにみられる原因不明の特発性側弯症です。先天性側弯症は脊髄が圧迫されて下肢の知覚障害・運動障害が出る場合もあります。
側弯症の症状
側弯症は痛みなどの自覚症状がなく、多くは学童期の後半から思春期に発生し、学校での健康診断の際に発見されることが多い病気です。背骨が側方へ曲がり、ねじれも加わる病気で、早い時期に発見して治療を開始すれば進行してひどくなるのを止めることができますが、背骨がひどく曲がってしまうと、元には戻りません。角度が20℃以上になると注意が必要です。重症になると心臓や肺が圧迫され、様々な障害が残る場合もあるので、家族などが早めに異常を発見することが大切です。
側弯症の治療方法
側弯症の治療は、側弯の程度によって違いますが、装具療法、体操療法、電機刺激、ホルモン療法・手術療法などがあります。30度未満の軽度側弯の場合は経過観察をして進行を見逃さないようにし、30度〜50度の中度側弯場合は、アンダーアーム型という装具による矯正治療が行われます。50度以上の高度側弯の場合は手術療法が必要になります。装具の着け方についても24時間装着や夜間だけ、自宅のみで装着など症状に応じて時間帯なども変わってきます。
腰・背中の症状
その他部位の症状