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外傷性頚部症候群について

頚椎椎間板ヘルニア頚椎症性脊髄症頚椎症性神経根症斜頚外傷性頚部症候群スポーツ外傷の応急処置疲労骨折肩こり五十肩(肩関節周囲炎)肩腱板断裂石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)反復性肩関節脱臼

外傷性頚部症候群の原因

外から衝撃が加わることによって首が不自然な方向に曲がり、捻挫状態になってしまうことが原因で起こります。外から衝撃が加わる理由としては交通事故や転倒などが多くあげられます。外から衝撃が加わると、衝撃を受ける際に頸椎を守ろうとして筋肉がこわばり、筋肉が一部分裂けてしまったり、靱帯が障害を受けたりします。これが原因となります。また、首を捻挫した後にしばらく首を動かさないでいると、痛みや肩のこりが長引いてしまうことが知られています。

外傷性頚部症候群の症状

首の周りや首筋に痛みを感じる、頭が痛くなる、肩がこりやすい、痺れを感じる、耳鳴りがやまない、食欲がわかない、めまいや吐き気が出るなど様々な症状が知られています。しかしながら、患者さんはこのような症状を感じていても、医師が検査などで異常を確認できる場合はあまりないといわれています。また事故や転倒があったその日には目立った症状が出ない事が多いのも特徴の一つで、翌日や数日後から様々な症状が出ることが多いようです。

外傷性頚部症候群の治療方法

骨折や脱臼があれば頸椎カラーを装着する事もあります。ただしこの頸椎カラーは症状を長引かせる原因にもなりますので、必要がなくなれば早めに装着をやめるようです。1ヶ月の安静の後は痛みがあっても無理のない範囲で積極的に頸椎を動かします。この運動やストレッチが、痛みの長期化を防ぎます。患者さんが訴える症状が酷かったり長引いたりする場合には、その症状に対して効果を示す薬が出されることもあります。

首・肩の症状

その他部位の症状