斜頚について
頚椎椎間板ヘルニア｜頚椎症性脊髄症｜頚椎症性神経根症｜斜頚｜外傷性頚部症候群｜スポーツ外傷の応急処置｜疲労骨折｜肩こり｜五十肩（肩関節周囲炎）｜肩腱板断裂｜石灰沈着性腱板炎（石灰性腱炎）｜反復性肩関節脱臼
斜頚の原因
斜頚には、生まれつきのものと、病気の後に起こる物があります。生まれつきのものとしては、頸椎や胸椎が正常な形をしていない場合、後頭部と鎖骨の間の筋肉が拘縮してしまう場合などがあります。病気が原因で起こるものとしては、中耳炎や扁桃腺が原因としてあげられます。これらの病気にかかった後に頸椎の並びがおかしくなってしまうことで首が傾きます。その他に、眼を動かしている筋肉が正常ではないために首を傾けてしまう場合もあります。
斜頚の症状
赤ちゃんによく見られる病気で、長時間、首が右か左のどちらか一方に傾いた状態です。また、どちらか片方を向いたままの状態になってしまうこともあります。筋肉が原因である場合には、傾いているのと逆の方の首にしこりが見られ、一部分が硬くなってしまっている事があります。また、赤ちゃんを寝かせる際に、いつも同じ向きで寝かせていると、頭の一部分が平たくなってしまったり、顔がゆがんで来てしまったりする場合もあります。
斜頚の治療方法
自然治癒が期待できる場合と病院にかかった方がいい場合があります。自然治癒が期待できる場合には、傾いているのとは逆の方向に首を傾けてあげる方法があります。１歳半までに症状が軽快しない場合には手術や頸椎カラーの使用を検討します。中耳炎などに引き続いて起こった斜頚には頸椎カラーを使用し、必要によっては薬が出されたり、入院が検討される場合もあります。症状が改善せず、何らかの障害等が現れた場合には手術が行われることもあります。
首・肩の症状
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その他部位の症状
