外反母趾について
足関節捻挫|足関節果部骨折(脱臼骨折)|アキレス腱断裂|肉離れ|距骨骨軟骨損傷|外反母趾|成人期扁平足|内反足|モートン病|足の慢性障害
外反母趾の原因
外反母趾とは、足の親指の付け根の関節部分で、外側に曲がってしまう状態をいいます。親指の第1中足骨が反対側に曲がり、親指に連なる骨全体が「くの字」に曲がっているのが特徴です。原因としては、足に合わない靴(かかとの高い靴、幅の広すぎる靴など)を長時間履き続けることによるものといわれています。女性に多くみられますが、その理由は女性の方が男性よりも筋力が弱いため、重力の影響をうけやすいからといわれています。
外反母趾の症状
外反母趾の症状は、親指の付け根の関節部分で指が外側に曲がり、関節部分の内側が突出します。その結果、付け根の関節が靴などで圧迫されることにより、痛みを生じたり、赤く腫れたりします。
外反母趾の治療方法
外反母趾の治療方法としては、大きく分けて保存療法と手術療法とがあります。外反母趾の病態が軽い人や、外反があっても痛みがない人、手術を好まない人には足底板によるアーチサポート、夜間矯正装具、矯正具(親指とひと指し指の間にいれる)、運動などによる保存療法を行います。痛みが強い場合や外反の程度が強い場合は、手術療法が行われます。手術療法としては、中足骨の骨切り術や、骨以外の軟部組織で矯正する手術が行われます。
足の症状
その他部位の症状