爪周囲炎について
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爪周囲炎の原因
「急性爪周囲炎」の場合、さかむけや傷、水や洗剤による刺激などにより表皮の裂け目から細菌が侵入して起こります。指しゃぶりや、爪を噛む癖のある人などに多く見られます。
手の指だけではなく、足の指にも見られます。
「慢性爪周囲炎」を起こす人は、バーテンダーや皿洗い、家政婦など、水や洗剤を常に使う人に多く見られます。
爪周囲炎の症状
「爪周囲炎」は「ヒョウソ」とも呼ばれ、「細菌による爪周辺の炎症」が爪のふちに沿って生じ、痛みや熱、赤く腫れるなどの症状が出ます。
飛び上がるほどの痛みや、夜中に目が覚めるほどの痛みを感じる人もいます。
完治までには数日(10日前後)~数週間かかります。
皮膚や爪の下に膿がたまり、重症の場合だと、手や足の指に深く感染が広がり、指や腕、脚を失う場合がまれにあります。
症状回復の経過は、赤みが引き、痛みがなくなり、最後に腫れが治まるようです。
爪周囲炎の治療方法
早期の場合は消毒やガーゼ処置のみの場合もあり、血行を良くしたり、抗生物質を服用することでも治療が行われます。
膿がたまっている場合は、膿を排出させる必要があり、局所麻酔で膿の処置をします。
予防や改善のためには、手を出来るだけ乾いた状態に保ち、クリームなどを塗って保護します。
水や洗剤を使う必要があるときには、ゴム手袋や保護クリームなどを使用し、刺激や細菌から守るようにします。
肘・手の症状
その他部位の症状