橈骨神経麻痺について
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橈骨神経麻痺の原因
橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)は、腕枕をするとしびれて神経麻痺を起こしてしまうようなものです。
うたたねや注射などによっても起こることがあり、30~40分の居眠りで麻痺を起こしてしまう場合もあるため、誰でも起こりうると言えます。
腕相撲や骨折、圧迫、そのほか手術後の後遺症が原因の場合もありますが、基本的には必ず治ります。
お酒を飲んで寝てしまった場合、更に起こりうる症状となります。
橈骨神経麻痺の症状
末梢神経障害による手足のしびれで、神経麻痺を起こすものです。
眠っている間に、圧迫による神経麻痺を起こすことがあり、その後、物を拾ったり、つかんだりするのが困難に感じ、また、しびれを感じます。
手に力が入らなくなり、日常の生活にも支障が出てきます。
腕が上がらなくなったり、手が全く動かせなくなり、焦ったりびっくりしたりする人も少なくありませんが、ゆっくりでも快方に向かっていきますので、無理をしないことが後遺症を防ぐことにもつながります。
橈骨神経麻痺の治療方法
固定具で固定することで、1~2ヶ月の間には回復する患者さんが多いです。
神経の回復と、運動能力を低下させないために、マッサージが行われることもあります。
リハビリには2~6ヶ月要することもあり、患部を冷やさないようにしながら、ゆっくり回復を待つ必要があります。
冷えと疲労に注意しながら、専門医の指導のもとでリハビリを行います。
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